Androidスマホを初期化する方法を知りたいものの、「正しい手順が分からない」「初期化前に何を準備すればよいのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
Androidスマホの初期化は、機種変更や処分の前だけでなく、不具合の改善や動作をリフレッシュしたい場合にも有効な方法です。
ただし、初期化を行うと本体に保存されている写真や動画、アプリ、設定などのデータは基本的に削除されるため、事前のバックアップやGoogleアカウントの確認など、いくつか準備しておきたいポイントがあります。
この記事では、Androidスマホを初期化する前に確認すべきことから、設定画面を使った初期化手順、初期化できない場合の対処法、初期化後のデータ復元方法まで分かりやすく解説します。
大切なデータを守りながら、安全にAndroidスマホを初期化したい方は、ぜひ参考にしてください。
Androidスマホを初期化するとどうなる?
Androidスマホの初期化とは、本体を購入時の状態に戻す操作です。
アプリの不具合を改善したい場合や、スマホを処分する前に個人情報を削除したい場合などに行われます。
ただし、初期化を実行すると本体に保存されている写真や動画、アプリ、連絡先、各種設定などのデータが削除されるため、事前の準備をせずに実施すると、大切なデータを失ってしまう可能性があります。
一方で、GoogleアカウントにバックアップしたデータやmicroSDカード内のデータなど、初期化しても残るものもあります。
ここでは、Androidスマホの初期化とはどのような操作なのか、また初期化によって消えるデータと残るデータについて詳しく解説します。
初期化とは?工場出荷時リセットとの違い
Androidスマホの「初期化」とは、本体のデータや設定を削除し、購入したときと同じ状態に戻す操作です。
「工場出荷時リセット」や「ファクトリーリセット」と呼ばれることもありますが、基本的には同じ意味として使われています。
初期化を行うと、インストールしたアプリや写真、動画、連絡先、Wi-Fi設定、ホーム画面のレイアウトなど、本体に保存されているデータは削除されます。
そのため、動作が不安定になったスマホの改善や、不要になったスマホの処分、第三者へスマホを譲渡・売却する前の情報削除として利用されることが一般的です。
なお、初期化は「データを削除する操作」であり、Android OS自体を削除するわけではありません。
初期化後もスマホはそのまま利用でき、初回設定画面が表示されます。
機種変更後も引き続き利用する場合は、Googleアカウントでログインし、バックアップからデータを復元することで以前と近い状態に戻すことが可能です。
初期化で消えるデータ・消えないデータ
Androidスマホを初期化すると、本体(内部ストレージ)に保存されているデータは基本的に削除されます。
例えば、撮影した写真や動画、ダウンロードしたファイル、インストールしたアプリ、SMS、通話履歴、Wi-Fi設定、壁紙などは消去されます。
また、LINEなどのアプリもログアウトされるため、事前にトーク履歴や引き継ぎ設定を済ませておくことが大切です。
一方で、Googleアカウントにバックアップした連絡先やカレンダー、Googleフォトに保存した写真などは、初期化後に同じGoogleアカウントでログインすれば復元できます。
また、多くのAndroidスマホでは、microSDカード内のデータは本体の初期化の対象外です。
そのため、写真や動画をmicroSDカードに保存している場合は、そのまま残ることが一般的です。
ただし、機種や設定によってはmicroSDカードを初期化できる場合もあるため、心配な場合は事前に取り外しておくと安心です。
初期化はスマホを安全に利用するために欠かせない操作ですが、一度削除したデータは基本的に元へ戻せません。
後悔しないためにも、初期化前にはバックアップを取り、どのデータが消えるのかを把握してから作業を進めることが重要です。
合わせて読みたい
Androidスマホを初期化する前に必ずやること
Androidスマホの初期化は、設定画面から数分で実行できます。
しかし、事前準備をせずに初期化してしまうと、写真や動画、連絡先などの大切なデータを失ったり、Googleアカウントの認証が必要になって再利用できなくなったりする恐れがあります。
特に、機種変更や売却、譲渡、処分を予定している場合は、データのバックアップやGoogleアカウントの確認などを済ませておくことが重要です。
また、SIMカードやmicroSDカードを取り外しておけば、誤ってデータを削除してしまう心配もありません。
ここでは、Androidスマホを安全に初期化するために、事前に確認しておきたいポイントを順番に解説します。
初期化を始める前に一つずつチェックし、安心して作業を進めましょう。
Googleアカウントでバックアップする
Androidスマホを初期化すると、本体に保存されている写真や動画、連絡先、SMS、アプリの設定などは基本的に削除されます。
一度初期化すると元に戻せないため、まずは必要なデータをバックアップしておきましょう。
もっとも手軽なのは、Googleアカウントのバックアップ機能を利用する方法です。
- 設定アプリ
- 「システム」>「バックアップ」
- 「バックアップ」をオンにする
- 「今すぐバックアップ」を実行する
連絡先や通話履歴、Wi-Fi設定、一部のアプリデータなどをGoogleアカウントへ保存できます。
なお、LINEのトーク履歴はGoogleドライブへバックアップできます。
初期化後も引き継げるよう、事前にバックアップが完了していることを確認しておきましょう。
- 「ホーム」>「⚙(歯車のアイコン)」>「トークのバックアップ・復元」をタップ
- 「今すぐバックアップ]をタップ
- 6桁のPINコードを入力(初めての場合はPINコードを作成する)
- Googleアカウントを選択(初めての場合はアカウントを追加する)
- 「バックアップ頻度」をタップし、自動バックアップの頻度を選択する
また、ゲームのセーブデータや一部のアプリのデータは、アプリごとにバックアップや引き継ぎ方法が異なります。
利用しているサービスの案内を確認し、必要な設定を済ませてから初期化すると安心です。
写真や動画をバックアップする
思い出の写真や動画は、初期化前に必ず別の場所へ保存しておきましょう。
本体の内部ストレージに保存されている写真や動画は、初期化によって削除されます。
バックアップ方法としては、Googleフォトに保存する方法がもっとも簡単です。
Wi-Fi環境があれば自動でクラウドへアップロードできるため、初期化後も同じGoogleアカウントでログインすれば写真や動画を確認できます。
Googleフォト自動バックアップの方法
- 「Googleフォト」アプリを開く
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「フォトの設定」をタップ
- 「バックアップ」をタップ
- 「バックアップ」のスイッチをオンにする
Googleフォト手動バックアップの方法
- 「Googleフォト」アプリを開く
- バックアップしたい写真や動画を長押ししてチェックを入る
- 画面下部に表示される「バックアップ」をタップ
また、写真や動画の容量が多い場合は、パソコンへUSBケーブルでコピーしたり、microSDカードへ移動したりする方法もおすすめです。
大切なデータを確実に残すためにも、バックアップが正常に完了していることを確認してから初期化を行いましょう。
Googleアカウントを削除する(FRP対策)
Androidスマホを初期化する前には、Googleアカウントを端末から削除しておくことをおすすめします。
Androidには「FRP(Factory Reset Protection)」という盗難防止機能が搭載されています。
Googleアカウントが登録されたまま初期化すると、初期化後に以前登録していたGoogleアカウントでのログインが必要になります。
そのため、処分方法が売却や譲渡の場合は、次の利用者が初期設定を完了できなくなる原因になります。
また、廃棄処分する場合でもGoogleアカウントを削除しておくことで、端末とGoogleアカウントの紐付けを解除できます。
Googleアカウントに端末情報を残したままにしないためにも、初期化前に削除しておくと安心です。
Googleアカウントは、下記の手順で端末から削除できます。
- 「設定」アプリを開く
- 「パスワードとアカウント」をタップ
- 「アカウントを管理」をタップ
- Googleアカウントを選択し「アカウントを削除」をタップ
機種によって画面表示は異なりますが、初期化を行う前にGoogleアカウントが削除されていることを確認しておきましょう。
SIMカード・microSDカードを取り外す
初期化を始める前に、SIMカードとmicroSDカードは本体から取り外しておきましょう。
SIMカードには電話番号や契約情報が記録されており、新しいスマホでもそのまま利用することがあります。
また、microSDカードには写真や動画などのデータを保存しているケースも少なくありません。
初期化では通常、microSDカードのデータは削除されませんが、機種や設定によってはSDカードも消去する可能性もあります。
取り外しておけば、そのようなミスを防げます。
廃棄や売却する場合も、SIMカードやmicroSDカードの抜き忘れはよくあるトラブルです。
初期化を始める前に、忘れず取り外して保管しておきましょう。
バッテリー残量を確認する
初期化を行う前には、バッテリー残量にも注意しましょう。
初期化中に電源が切れると、正常に処理が完了せず、起動トラブルの原因になる可能性があります。
作業前には50%以上、できれば70%以上充電しておくと安心です。
不安な場合は、充電器を接続したまま初期化を実行することをおすすめします。
また、初期化には数分から十数分程度かかることが一般的ですが、機種や保存されているデータ量によってはさらに時間がかかることもあります。
途中で電源ボタンを押したり、充電ケーブルを抜いたりせず、初期設定画面が表示されるまでそのまま待つようにしましょう。
合わせて読みたい
Androidスマホを初期化する手順
Androidスマホの初期化は、多くの機種で「設定」アプリから簡単に行えます。
ただし、Androidはメーカーによって画面表示やメニュー名が異なるため、PixelやGalaxy、Xperia、AQUOSなどでは操作手順が多少異なります。
また、スマホが正常に起動しない場合や、設定画面を開けない場合は、リカバリーモード(Recovery Mode)を利用して初期化できることもあります。
ただし、この方法は通常の初期化よりも操作が複雑で、機種によって手順も異なるため注意が必要です。
ここでは、設定画面から初期化する基本的な方法をはじめ、メーカーごとの違いや、設定から初期化できない場合の対処方法について解説します。
設定画面から初期化する方法
Androidスマホの初期化は、設定アプリから行うのがもっとも一般的な方法です。
操作中は本体のデータがすべて削除されるため、バックアップが完了していることを確認してから進めましょう。
基本的な操作手順は次のとおりです。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」または「一般管理」をタップする
- 「リセット」または「リセットオプション」を選択する
- 「すべてのデータを消去(工場出荷時リセット)」をタップする
- 表示内容を確認し、「すべてのデータを消去」を選択する
- PINやパターン、パスワードを入力する
- 初期化が完了するまで待つ
初期化には5〜15分程度かかることが一般的ですが、保存されているデータ量によってはさらに時間がかかることもあります。
途中で電源を切ったり再起動したりせず、初期設定画面が表示されるまでそのまま待ちましょう。
メーカーによって操作方法が異なる
Androidは共通のOSを採用していますが、メーカーごとに設定画面の名称やメニュー構成が異なります。
そのため、「リセット」の項目が見つからない場合でも、故障ではなく表示場所が違うだけというケースも少なくありません。
代表的なメーカーの初期化メニューは次のとおりです。
| メーカー | 初期化メニューの例 |
|---|---|
| Google Pixel | 設定 → システム → リセット オプション |
| Galaxy | 設定 → 一般管理 → リセット |
| Xperia | 設定 → システム → リセット オプション |
| AQUOS | 設定 → システム → リセット オプション |
Androidのバージョンによってもメニュー名が変わる場合があります。
見つからない場合は、設定画面上部の検索機能で「リセット」や「初期化」と入力すると、目的の項目を見つけやすくなります。
設定画面から初期化できない場合はリカバリーモードを利用する
スマホがフリーズして設定画面を開けない場合や、正常に起動しない場合は、リカバリーモード(Recovery Mode)から初期化できることがあります。
一般的には、電源を切った状態で電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しするとリカバリーモードが起動し、「Wipe data / factory reset」を選択することで初期化できます。
ただし、ボタンの組み合わせや操作方法はメーカーや機種によって異なるため、一律ではありません。
また、リカバリーモードで初期化しても、Googleアカウントが登録されたままの場合はFRP(Factory Reset Protection)が有効になり、初期設定時に以前使用していたGoogleアカウントでのログインが必要になります。
設定画面から初期化できない場合の最終手段として利用できますが、操作を誤ると意図しない設定変更につながる可能性もあります。
不安な場合はメーカーや携帯ショップ、修理店へ相談し、機種ごとの正しい手順を確認してから作業を進めるようにしましょう。
合わせて読みたい
Androidスマホを初期化できない原因と対処法
Androidスマホは通常、設定画面から簡単に初期化できます。
しかし、「初期化のメニューが表示されない」「エラーが発生する」「途中で止まってしまう」など、正常に初期化できないケースもあります。
初期化できない原因はさまざまで、単なる充電不足やシステムの一時的な不具合であることもあれば、画面ロックが解除できない、端末自体に故障が発生しているなど、原因によって対処法は異なります。
無理に操作を繰り返すと症状が悪化する可能性もあるため、まずは原因を確認し、適切な方法で対処することが大切です。
ここでは、Androidスマホが初期化できない主な原因と、その対処法について解説します。
画面ロックが解除できない
Androidスマホを設定画面から初期化するには、PINコードやパターン、パスワードなどの画面ロックを解除する必要があります。
そのため、ロック解除に必要な情報が分からない場合は、設定画面から初期化を進めることができません。
画面ロックを忘れてしまった場合は、まず思い当たるPINやパターンを確認しましょう。
何度も間違えて入力すると一定時間操作できなくなる場合があるため、焦って繰り返し入力するのは避けることをおすすめします。
初期化の途中で止まる・エラーが発生する
初期化が途中で止まってしまう場合は、一時的なシステムエラーやバッテリー残量不足が原因になっていることがあります。
まずは充電器を接続し、十分なバッテリー残量があることを確認してください。
その後、電源ボタンを長押しして再起動し、再度初期化を試してみましょう。
一時的な不具合であれば、再起動だけで改善するケースもあります。
また、内部ストレージに問題が発生している場合や、OSの異常によって初期化が正常に完了しないこともあります。
何度試しても同じ症状が続く場合は、無理に繰り返さず、メーカーや携帯ショップへ相談することをおすすめします。
リカバリーモードでも初期化できない
設定画面だけでなく、リカバリーモードからも初期化できない場合は、ソフトウェアだけでなく本体の故障が原因となっている可能性があります。
例えば、内部ストレージの故障やシステムファイルの破損、基板の不具合などが発生している場合は、利用者自身で改善することは難しくなります。
また、電源が入らない、何度再起動してもメーカーのロゴ画面から進まないといった症状がある場合も、故障が疑われます。
このような場合は、自分で何度も初期化を試すよりも、メーカーや携帯ショップ、修理店へ相談するのが安心です。
大切なデータが残っている場合は、状態によってはデータ復旧サービスを利用できるケースもありますので、初期化を繰り返す前に専門業者へ相談することも検討しましょう。
初期化だけでは不安な方は「スマホ処分ZAURUS」をご利用ください
Androidスマホを初期化すれば、通常は本体内のデータを削除できます。
しかし、「個人情報が本当に消えたか心配」「仕事で使っていた端末なので情報漏えいを防ぎたい」という方もいるでしょう。
そんな方のために、スマホ処分ZAURUSではスマホの物理破砕によるデータ消去サービスを提供しています。
店舗にお持ち込みの場合はお客様の目の前で端末を物理破壊するサービスを提供しています。
お近くに店舗がない場合も、宅配サービスも提供しているため、全国どこからでもお申し込みいただけます。
また、データ消去証明書の発行にも対応しているため、個人の方はもちろん、法人で利用していた端末の処分にもおすすめです。
不要になったAndroidスマホを安心して処分したい方は、スマホ処分ZAURUSの利用をご検討ください。
合わせて読みたい
Androidスマホの初期化後に行う設定
Androidスマホの初期化が完了すると、購入直後と同じ初期設定画面が表示されます。
ここからGoogleアカウントへのログインやデータの復元などを行うことで、以前と近い状態でスマホを利用できるようになります。
また、初期化後はOSが最新ではない場合や、必要なアプリがインストールされていない状態です。
そのまま使い始めるのではなく、アップデートや各種設定を済ませることで、安全かつ快適に利用できます。
なお、スマホを売却・譲渡・廃棄処分する予定で初期化した場合は、ここで紹介する設定を行う必要はありません。
これらの設定は、初期化後も同じスマホを使い続ける場合に参考にしてください。
Googleアカウントでログインしてデータを復元する
初期化後は、最初にGoogleアカウントへログインします。
同じGoogleアカウントを利用することで、バックアップしていた連絡先やカレンダー、一部のアプリデータ、Wi-Fi設定などを復元できます。
初期設定の途中でバックアップデータが見つかると、「以前のバックアップから復元しますか」と表示されますので、画面の案内に従って操作しましょう。
Googleフォトに保存していた写真や動画も、同じGoogleアカウントでログインすれば再び閲覧できるようになります。
ただし、すべてのデータが自動で復元されるわけではありません。
LINEのトーク履歴やゲームのセーブデータなどは、アプリごとのバックアップ機能や引き継ぎ設定が必要になる場合があります。
初期化前にバックアップ方法を確認しておくことで、スムーズに利用を再開できます。
Android OSを最新の状態に更新する
初期化後は、Android OSやセキュリティアップデートを確認することをおすすめします。
購入時の状態に戻ることで、古いバージョンのOSがインストールされたままになっている場合があるためです。
OSを最新の状態にしておくことで、不具合の改善やセキュリティの強化、新機能の追加など、多くのメリットがあります。
設定アプリの「システム」や「ソフトウェアアップデート」から更新の有無を確認し、利用可能なアップデートがあれば適用しましょう。
アップデート中は電源が切れないよう、十分に充電した状態でWi-Fiへ接続して行うのがおすすめです。
更新には時間がかかることもあるため、時間に余裕があるときに実施すると安心です。
必要なアプリを確認・再インストールする
Googleアカウントのバックアップから復元を行うと、以前インストールしていたアプリが自動的に再インストールされることがあります。
ただし、すべてのアプリが復元されるとは限らず、利用状況やアプリによっては手動で再インストールが必要になる場合もあります。
復元が完了したら、普段利用しているアプリが正しくインストールされているか確認しましょう。
不足しているアプリがある場合は、Google Play ストアの「アプリとデバイスの管理」から、過去にインストールしたアプリを確認して追加できます。
また、アプリ本体が復元されても、アプリ内のデータは自動で引き継がれない場合があります。
LINEは事前にGoogleドライブへバックアップしたトーク履歴を復元できるほか、ゲームや会員アプリなどはアカウント連携や引き継ぎ設定が必要になることがあります。
銀行アプリやキャッシュレス決済アプリ、二段階認証アプリなどは、再ログインや本人確認を求められます。
初期化後は各アプリが正常に利用できるかを早めに確認し、必要に応じて再設定を済ませておくと安心です。
合わせて読みたい
Androidスマホを処分する場合の注意点
Androidスマホを処分する際は、初期化を行うだけでなく、個人情報が残らないように十分な対策を講じることが大切です。
スマホには写真や動画、連絡先、メール、SNSの利用履歴、ネットバンキングやキャッシュレス決済アプリなど、多くの個人情報が保存されています。
これらの情報が第三者に渡ると、情報漏えいや不正利用につながる恐れがあります。
また、不要になったAndroidスマホは処分だけでなく、売却や譲渡という選択肢もあります。
どの方法を選ぶ場合でも、データを安全に削除し、SIMカードやmicroSDカードを取り外すなどの事前準備は欠かせません。
ここでは、Androidスマホを安全に手放すために知っておきたいポイントについて解説します。
初期化だけではデータを完全に消去できるとは限らない
近年発売されているAndroidスマホの多くは、本体のデータが暗号化されています。
そのため、初期化を行えば保存されていたデータは読み取れなくなり、一般的な利用においてデータが復元される可能性は極めて低いと考えられています。
一方で、古いAndroidスマホの中には、暗号化機能が十分ではない機種もあります。
そのような端末では、初期化後でも専用ソフトなどによってデータが復元されるリスクがゼロとはいえません。
長年使用していた端末や、古いAndroidスマホを処分する場合は、より慎重な対応を心掛けると安心です。
また、仕事で使用していた端末や、機密情報・個人情報を多く保存していた端末を処分する場合は、初期化だけでなく、データ消去サービスを提供している専門業者を利用する方法もあります。
データ消去証明書を発行している業者であれば、適切にデータを消去したことを証明できるため、情報漏えい対策を重視する方でも安心して利用しやすいでしょう。
SIMカード・microSDカードの抜き忘れに注意する
スマホを処分・売却・譲渡する際に意外と多いのが、SIMカードやmicroSDカードの抜き忘れです。
SIMカードには電話番号や契約情報が記録されており、microSDカードには写真や動画、書類などのデータが保存されている場合があります。
これらは通常、初期化をしても取り外さない限り本体に残ったままとなるため、そのまま手放してしまうと個人情報が第三者に渡る可能性があります。
初期化を始める前、または完了後にはSIMカードトレイを開き、SIMカードとmicroSDカードが残っていないか必ず確認しましょう。
新しいスマホへ機種変更する場合も、そのまま差し替えて利用できることが多いため、大切に保管してください。
処分方法に合った方法で安全に手放す
不要になったAndroidスマホは、自治体の回収ボックスを利用して処分するほか、買取店へ売却したり、家族や知人へ譲渡したりする方法があります。
それぞれの方法にメリットがありますが、どの場合でも初期化やGoogleアカウントの削除、SIMカード・microSDカードの取り外しは必ず行いましょう。
また、「初期化したから安心」と考えてしまいがちですが、情報漏えいが心配な場合は、物理破壊や専用ソフトによるデータ消去を実施している専門業者へ依頼するという選択肢もあります。
大切なのは、自分の利用目的や保存していたデータの内容に合わせて、適切な方法でスマホを手放すことです。
安全な処分方法を選ぶことで、個人情報の流出を防ぎ、安心して次のスマホへ買い替えたり、不要な端末を整理したりできます。
合わせて読みたい
Androidスマホ初期化に関するよくある質問
Androidスマホの初期化については、「データは本当に消えるの?」「初期化にはどれくらい時間がかかる?」など、さまざまな疑問を持つ方が多くいます。
特に、機種変更やスマホの売却・処分を控えている場合は、初期化後に困らないよう事前に確認しておきたいポイントも少なくありません。
ここでは、Androidスマホの初期化に関してよくある質問とその回答をまとめました。
初期化前の不安や疑問を解消する参考にしてください。
Q.Androidスマホを初期化するとLINEのトーク履歴も消えますか?
A.はい、本体に保存されているLINEのトーク履歴は初期化すると削除されます。
トーク履歴を残したい場合は、初期化する前にLINEのバックアップ機能を利用してGoogleドライブへ保存しておきましょう。
また、新しい端末や初期化後の端末でLINEを利用する場合は、事前にアカウントの引き継ぎ設定も済ませておくことが大切です。
Q.初期化するとGoogleアカウントも削除されますか?
A.初期化を実行すると、端末に登録されているGoogleアカウントは削除されます。
ただし、Googleアカウント自体が削除されるわけではありません。
初期化後も同じGoogleアカウントでログインすれば、バックアップしていたデータを復元したり、Google Play ストアやGmailなどのサービスを引き続き利用したりできます。
売却や譲渡を予定している場合は、初期化前にGoogleアカウントを端末から削除しておくと、FRP(Factory Reset Protection)によるトラブルを防ぎやすくなります。
Q.Androidスマホの初期化にはどれくらい時間がかかりますか?
A.初期化にかかる時間は機種や保存されているデータ量によって異なりますが、一般的には5〜15分程度で完了します。
ただし、ストレージの使用量が多い場合や、初期化後にAndroid OSの更新やデータの復元を行う場合は、さらに時間がかかることもあります。
途中で電源を切ると正常に初期化できなくなる恐れがあるため、十分に充電した状態で作業を行いましょう。
Q.初期化するとmicroSDカードのデータも消えますか?
A.通常は、本体を初期化してもmicroSDカード内のデータは削除されません。
ただし、機種によっては「SDカードも消去する」といった項目を選択できる場合があります。
その設定を有効にするとmicroSDカード内のデータも削除されるため、初期化前に設定内容を確認することが大切です。
大切な写真や動画が保存されている場合は、念のためmicroSDカードを取り外してから初期化すると安心です。
Q.パスワードやPINコードが分からなくても初期化できますか?
A.設定画面から初期化する場合は、本人確認のためにPINコードやパターン、パスワードの入力が求められることがあります。
そのため、これらが分からない場合は設定画面から初期化できません。
一部の機種ではリカバリーモードから初期化できる場合がありますが、初期化後はFRPにより、以前使用していたGoogleアカウントでのログインが必要になることがあります。
Googleアカウントの情報も分からない場合は、自分で解決することが難しいため、メーカーや携帯ショップへ相談することをおすすめします。
合わせて読みたい
Androidスマホを安全に初期化して大切なデータを守ろう
Androidスマホの初期化は、機種変更や不具合の改善、売却・譲渡・処分など、さまざまな場面で必要になる操作です。
しかし、初期化を行うと本体に保存されている写真や動画、アプリ、設定などのデータは削除されるため、事前の準備を怠ると大切なデータを失ってしまう可能性があります。
初期化を行う前には、GoogleアカウントやGoogleフォトなどを利用したバックアップを行い、必要に応じてGoogleアカウントの削除やSIMカード・microSDカードの取り外しも済ませておきましょう。
また、初期化後も同じスマホを利用する場合は、Googleアカウントからデータを復元し、OSの更新や必要なアプリの再インストールを行うことで、以前と近い環境で利用できます。
不要になったAndroidスマホを手放す際は、初期化だけでなく、個人情報の保護まで意識することが大切です。
情報漏えいが心配な場合は、データ消去サービスを提供している専門業者の利用も検討すると安心でしょう。
初期化は難しい操作ではありませんが、正しい手順と事前準備を知っているかどうかで、安全性やその後の使い勝手は大きく変わります。
この記事を参考に、一つひとつ確認しながら作業を進め、大切なデータを守りつつ、安全にAndroidスマホを初期化してください。
スマホ処分ZAURUSは循環経済(サーキュラーエコノミー)を目指しています









