使わなくなったタブレットはどうすればいい!?廃棄の方法と注意点を解説

使わなくなったタブレット(iPad / Androidタブレット / キッズ用タブレットなど)を引き出しに眠らせたままにしていませんか?
「自治体のゴミで出していい?」「バッテリーが心配」「初期化すれば大丈夫?」「情報漏えいが怖い」――タブレットの処分は、スマホ以上に迷いやすい分野です。
また、タブレットは、大きな画面で見やすいといったメリットがある一方で、完全にデータを消去するのが難しく処分に困りやすいのがデメリットです。

本記事では、タブレットの正しい廃棄・処分方法を、安全(データ)・危険(バッテリー)・ルール(自治体/回収制度)の3つの視点から、タブレットの廃棄方法や処分するときの注意点などについてできるだけわかりやすく整理して解説します。

タブレットを安全に処分するための基本的な考え方

タブレットを安全に処分する最短ルートはシンプルです。

  • まずはバックアップ(必要な写真・データだけ救出)
  • 次にアカウント解除(iCloud / Google / 端末探す系)
  • 最後に初期化(可能なら追加の消去対策も)
  • 処分は小型家電回収・店頭回収・専門回収のいずれかへ

① データを確実に消す → ② バッテリー事故が起きない回収ルートを選ぶ

この2ステップさえ守れば、過度に怖がる必要はありません。
このあと、具体的な手順と「あなたの状況別のベストな処分方法」を詳しく説明します。

なぜタブレットの廃棄が難しいのか(スマホより迷う理由)

タブレットの処分が難しく感じる主な理由は、次の3つです。

理由1:自治体の分類が地域でバラバラ

自治体によって、タブレットが「小型家電」「不燃ごみ(小型)」「拠点回収(持ち込み)」など、扱いが異なります。
同じ“タブレット”でも、住んでいる地域で正解が変わるため迷いやすいのです。

理由2:データの種類が多く、情報漏えいリスクが高い

タブレットには、写真・動画・連絡先・メール・SNS・通販履歴・決済情報・仕事の資料など、スマホ並みに(場合によってはそれ以上に)重要データが残っています。
初期化ミスアカウント解除漏れがあると、「第三者が使える状態」で手放してしまう危険があります。

理由3:リチウムイオンバッテリーが事故要因になりやすい

タブレット内蔵のリチウムイオンバッテリーは、衝撃・圧力・熱に弱く、誤った捨て方で発火事故につながる可能性があります。
とくに膨張している破損している端末は要注意です。

タブレットの廃棄には少し注意が必要

物の処分方法には国や各自治体が定めたルールがあり、パソコンは資源有効利用促進法によって処分の仕方が決められています。資源有効利用促進法とは、廃棄物を再利用するリサイクル、再使用するリデュース、長く物を使用することで新たに使用する資源の量を抑えるリデュースを推進する法律です。不要となったパソコンはこの法律のもとで回収され、リサイクルする仕組みがあります。

一方、同じデバイスでも、タブレットは資源有効利用促進法の対象に含まれていません。そのため、処分する際に資源有効利用促進法に則り回収してもらうことは不要です。
ただし、AppleのiPadを処分する際には気を付けなければなりません。購入時にPCリサイクルシールが付いていてPCと同じ扱いとなっているため、資源有効利用促進法に従った処分が必要です。

また、自治体によって一般廃棄物として処分できるところもあれば、小型家電リサイクル法の対象とされている場合もあるため気を付けましょう。

廃棄前に必ずやることチェックリスト(情報漏えい・事故防止)

ここが一番重要です。処分方法の前に、まずは「手放しても安全な状態」にしましょう。

STEP1:残したいデータだけバックアップする

処分してから「写真が必要だった」「メモが残っていた」と気づくのはよくある失敗です。
以下を目安に、必要なものだけ先に移しておきましょう。

  • 写真・動画(クラウド / PC / 外部ストレージ)
  • 連絡先・カレンダー(アカウント同期)
  • メモ・学習アプリの記録・電子書籍(引き継ぎ有無を確認)
  • 仕事のファイル(共有ドライブ・ローカル保存の確認)

STEP2:アカウントのサインアウト・連携解除

初期化だけでは「アカウントが残る」ケースがあります。
特に、端末の盗難防止(アクティベーションロック)機能は、処分時にトラブルの元になりがちです。

iPad(iOS/iPadOS)の場合

  • 設定 → Apple ID → サインアウト
  • 「探す(Find My)」をオフ
  • iCloudの端末一覧から対象端末を削除(可能なら)

Androidタブレットの場合

  • 設定 → アカウント(Google)→ 削除/ログアウト
  • 「端末を探す」関連の設定を確認

STEP3:SIMカード・SDカードを抜く

  • SIMカード:契約が残っている場合は特に重要(抜き忘れ注意)
  • microSD:写真や書類が残っていることが多い

STEP4:初期化(工場出荷状態に戻す)

初期化の目的は「個人データを端末から削除し、第三者が見られない状態にする」ことです。
ただし、後述の通り初期化=絶対安全とは言い切れないケースもあるため、状況に応じて追加対策も検討しましょう。

タブレットの主な処分方法7選(無料/有料・安全性比較)

タブレットの処分方法は大きく7つあります。
「無料」「手軽」「安全」「確実」を軸に、あなたに合う方法を選びましょう。

方法1:自治体の小型家電回収ボックス(無料が多い)

公共施設やスーパーなどにある「小型家電回収ボックス」に入れる方法です。
資源としてリサイクルされやすく、対応自治体なら手軽です。

  • 向いている人:正常動作/破損なし、手早く処分したい
  • 注意:投入口サイズ制限、電池が危険状態(膨張など)の場合は不可のことも

方法2:自治体の拠点回収(持ち込み)

回収施設に直接持ち込む方式です。ボックスより受け入れ範囲が広い自治体もあります。
ただし「事前予約」「回収日限定」などルールがある場合があります。

方法3:家電量販店・回収協力店の店頭回収

店舗の回収ボックスやサービスカウンターで回収しているケースがあります。
買い物ついでに持ち込めるのがメリットです。

方法4:メーカー回収(条件によって無料/有料)

メーカーが回収ルートを用意している場合があります。
回収の手続きはやや手間でも、制度として整っているのが強みです。

方法5:下取り・買取(状態が良いなら最優先)

不要になったタブレットを処分する方法は廃棄だけではありません。状態によっては下取りや買取をしてもらうという方法もあります。

動作する・画面割れがない・人気モデルなどは、下取りや買取で価値が残ることがあります。
「処分」ではなく「リユース」に回るため、環境面でもメリットがあります。

  • 向いている人:買い替え予定、動作品、付属品あり
  • 注意:初期化・アカウント解除が必須。売却前に個人情報の扱いを確認

キャリアや販売店で下取りしてもらう

タブレットは条件を満たしたものであればキャリアや販売店で下取りしてもらえます。
下取りの条件はキャリアごとに異なりますが、たとえば、Appleの場合には、金額は変わるものの、破損したタブレットでも下取りしてもらうことが可能です。
下取りしてもらう場合にはApple Storeの店頭に持参する方法のほか、事前にオンラインで申し込みをして郵送する方法もあります。
下取りしてもらうことで受け取れる代金は、新たにデバイスを購入する場合だとその購入価格から割り引いてもらえますが、購入しない場合にはギフトカードでの受取です。

そのほか、docomoやau、Softbankなどでもタブレットの下取りを行っています。
これらのキャリアでの代金の支払いは、新しい機種の購入時に割引を受けられたり、ポイントとして付与されたりすることが一般的です。
下取りのルールは各社の規定やタブレットの破損状況などにより変わるため、事前に確認する必要があります。

リサイクルショップで買取してもらう

リサイクルショップも買取先として選択肢のひとつとなりますが、どの店舗でも必ず買取をしてもらえるわけではありません。買取可能かどうかや買取金額はタブレットの状態や機種などによって異なります。
店舗により使用可能なものだけを買取対象としているところもあれば、壊れて使えなくなったタブレットの買取も行っているところもあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、そもそもリサイクルショップは需要に応じて買取金額が決まることが通常です。そのため、買取金額はその時々に人気の機種であるかどうかによって変わります。新機種や人気機種であったり、付属品や箱などもあわせて用意できたりすると買取金額が上がることもあります。

方法6:フリマ・オークション(高く売れる可能性も)

相場を見ながら売れる一方、個人間取引はトラブルも起きやすいです。
「ログアウト漏れ」「説明不足」「到着後のクレーム」などに備えて慎重に。

方法7:専門回収(データ消去・破壊処理まで任せたい人向け)

「個人情報が心配」「確実に復元不能にしたい」「壊れていて回収場所がない」などの場合は、データ消去や物理破壊に強い回収ルートを検討するのが現実的です。

状態別のおすすめ処分ルート(壊れている・膨張・電源入らない など)

ケース1:普通に動く(売却できそう)

動作品は、まず買取/下取りを検討するのが合理的です。
「処分費用ゼロ」どころか「お金に変わる」可能性があるためです。

  • やること:バックアップ → ログアウト → 初期化 → 買取/下取りへ

ケース2:画面割れ・タッチ不良など軽度の故障

買取は難しくなることが多いですが、回収自体は可能なケースがあります。
ただし、破片が危険な状態なら、持ち込み前に保護(袋・テープ等)をして安全確保を。

ケース3:電源が入らない / 初期化できない

このケースが一番困ります。初期化ができないと「データが残っているかもしれない」という不安が残ります。
回収先の選定(データ消去の考え方)を慎重に行いましょう。

ケース4:バッテリーが膨張している(要注意)

膨張は危険サインです。圧力・衝撃・熱で事故につながる可能性があります。
回収ボックスに無理に入れない自己判断で分解しないことが重要です。

廃棄や回収はどこでしてくれる?

タブレットを処分するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、廃棄や回収の方法を具体的に5つ紹介します。

キャリアや販売店での回収

キャリアや販売店であれば、不要となったタブレットの処分に対応してもらえます。
条件に合えば無料回収や下取りをしてもらえることもあり、利用できればお得です。新しいタブレットの購入にあわせて不要となったタブレットの下取りもしてもらえれば、別途、処分費用がかからないばかりか、新しいタブレットを安く手に入れることもできます。
また、タブレットは使用者の個人情報や重要なデータが記録されているものであるため、ただ回収してもらうだけでは不安です。キャリアで廃棄してもらえば、回収とともにデータの消去も行ってもらえますが、万が一に備え、ご自身でデータ消去と初期化(工場出荷状態に戻す)を行ってから持ち込むようにしてください。

メーカーでの回収

タブレットは「PCリサイクルマーク」が付いているものであればメーカーで回収してもらえます。
PCリサイクルマークとは、回収再資源化料金を支払わずに廃棄できるパソコンやタブレットなどに貼られたシールのことです。2003年10月以降に販売されたパソコンなどがマークの付く対象となっていて、PCリサイクルマークが付いているタブレットは無料でメーカーに回収してもらえます。

一方、2003年9月以前に販売されたパソコンなどにはPCリサイクルマークが付いていません。そのため、廃棄する際には回収再資源化料金を使用者自身で支払うことが必要です。
また、2003年10月以降に販売された家庭用のタブレットでも、メーカーや機種によってはPCリサイクルマークが付いていないものもあるため気を付けなければなりません。PCリサイクルマークはマークを管理している一般社団法人 パソコン3R推進協会の加盟メーカーにだけ付与されているものだからです。

家電量販店での回収

近隣に大手の家電量販店があれば、店舗に持ち込むことでタブレットの回収をしてもらえる場合があります。
大手の家電量販店の多くは国から認定を受けた「小型家電リサイクル法」の認定事業者となっていて、リサイクル品の回収に協力しているからです。小型家電リサイクル法とは資源の有効利用などを目的に制定された法律で、小型の家電をリサイクルする仕組みを促進する内容となっています。

ただし、店舗によっては回収品目にタブレットが含まれていない場合もあるため事前の確認が必要です。

また、回収方法も店舗によりさまざまでとなっていて、無料のところもあれば有料のところもあります。
回収手段も店頭での直接渡しだけでなく、宅急便で送れることころもあるので、自分が利用しやすい店舗を利用するとよいでしょう。

自治体での回収・廃棄処分

タブレットは自分が住む自治体のサービスを利用して廃棄する方法もあります。

ただし、廃棄方法は自治体ごとにルールが異なるため前もって確認しておかなければなりません。
自治体がタブレットを小型家電リサイクル法の対象としているか、していないかによって、どのように廃棄をすればよいかが変わってきます。

まず、タブレットが小型家電リサイクル法の対象となっている場合は、自治体が設置した専用の回収ボックスに入れる方法が一般的です。
対して、タブレットが小型家電リサイクル法の対象外となっている自治体の場合には、日常の生活ごみと同じように廃棄します。
自治体によって変わる場合もありますが、不燃ごみとして出すことが通常です。

自治体ルールの調べ方(小型家電・不燃ごみ・持ち込み)

自治体ルールは「正解が1つ」ではありません。調べ方だけ押さえると迷いが減ります。

調べるポイント
  • 自治体公式サイトで「タブレット」「小型家電」「リチウムイオン電池」を検索
  • 分別辞典(ごみ分別アプリ/冊子)で品目検索
  • 回収ボックスの設置場所・投入口サイズ・回収対象を確認

もし自治体回収が分かりにくい場合は、「店頭回収」や「専門回収」を選ぶとスムーズです。

廃棄の専門業者

自治体やメーカーなどの企業が行うサービスを利用する方法以外に、廃棄の専門業者に依頼する方法もあります。

もともとパソコンやタブレットの廃棄を専門としている業者であれば手続きもスムーズです。
回収方法は業者により変わり、直接持ち込む手段のみを指定しているところもありますが、壊れたり割れたりしないようにしっかりと梱包さえすれば郵送する方法を利用できる業者もあります。
タブレットはサイズが小さいため郵送を可能としている業者もあり、直接持ち込むことが難しい場合には、便利に利用できる方法です。
廃棄の専門業者に依頼すると、回収後はデータを消去したり壊したりして、まだ利用できる部品などがあった際にはリサイクルされます。

買取や廃棄する際に気をつけるポイント

タブレットの処分で買取や廃棄のサービスを利用する場合には気を付けなければならないポイントがあります。ここでは、主な注意ポイントを6つ紹介します。

メーカーや型番などをあらためてチェックする

下取りや買取をしてもらう場合、廃棄したいタブレットのメーカーや機種、型番などを事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
買取におけるタブレットの価値はその時々の人気によって変わります。年式が新しいものや性能がよいものは人気が集まりやすいため買取金額は高くなる傾向です。一方、年式が古いもの、性能や状態が悪いものは価値が低く、買取金額が安く提示されたり、場合によっては買い取ってもらえなかったりすることもあります。

また、店舗によっては相場よりも安く買取金額を提示するところもあるため、自分のタブレットが現状でどのくらいの価値があるかを前もって調べておくと安心です。
複数の店舗に査定を依頼し査定結果を比較すると妥当な金額を判断しやすくなります。

外観の状態や動作状況・付属品の確認

買取業者は不用品を買い取った後、それを再販することで利益を得ているため、中古品であっても買取後に売れる見込みがある商品を求めます。
再販するためには故障や不具合がないことが重要となることから、買取業者に持ち込む前には動作状況に問題がないか、外観に欠陥がないかなどをしっかりとチェックしておきましょう。
また、付属品がそろっているものは販売したときに購入されやすくなります。そのため、付属品もそろえて買取を依頼したほうがタブレットの価値が上がりやすく、買取金額が上がることが通常です。タブレットを回収してもらう前に、付属品が手元に残っていないかも確認して、残っていて、その後不要である場合には一緒に買い取ってもらいましょう。

契約と支払いの状況およびユーザー登録の確認

タブレットは人によって契約内容が異なるため、契約プランなどを見直して契約期間をチェックしておく必要があります。

契約期間の途中である場合には、買取や回収はしてもらえません。
また、途中解約をする場合には通常解約金がかかります。さらに、分割払いなどの契約となっていて、支払いが完済していないものも買取や回収の対象外です。
廃棄する際には、未払い分をきちんと完済しておきましょう。相談次第で残金の一括払いも可能です。

そのほか、タブレットのメーカーや購入した店舗のユーザー登録の解除も忘れずに済ませておきたい大切な手続きです。
ユーザー登録をそのままにしておくと、再販されたときに所有者情報を購入者に知られてしまいます。
解除方法はメーカーや販売店舗によって異なるため確認しておきましょう。

必要なデータは移行しておく

処分後にタブレットに入っているデータを残さないためには初期化する必要があります。
ただし、初期化するとほとんどのデータが消えてしまうため、大事なデータは前もって移行しておかなければなりません。

バックアップ方法はiPadとAndroidで違うので、自分のタブレットにあったやり方で処理します。

iPadのデータを移行する場合、iTunes/Finderを利用する方法が一般的です。iTunes/Finderが入っているパソコンにタブレットをつないでデータを一度iTunes/Finderに保管し、新しいiPadが手元に届いたら保管しておいたデータを復元します。
パソコンがない場合にはiPad内にあるiCloudのバックアップ機能を使って移行することも可能です。

一方、AndroidはAndroid内の設定にあるバックアップ機能を使って直接新しいAndroidにデータを移行できます。

データを消去して個人情報や会社の機密情報も残さない

タブレットに入っている情報は個人や企業にとって重要な情報が多く、データを残したままでいると悪用される可能性があるため危険です。
下取りや買取を依頼する場合には初期化やリセット機能を使って個人情報や会社の機密情報などのデータをしっかりと消去しておきましょう。
ただし、初期化やリセット機能を使っても完全にすべてのデータが消去されるわけではありません。
完全な消去が約束されるわけではありませんが、工場からの出荷時の状態にできる限り戻したい場合には専用のデータソフトの使用が必要となります。

バッテリーを外す

自治体が行う一般廃棄物の回収サービスを利用して自分でタブレットを廃棄する場合には、バッテリーを前もって外しておかなければなりません。
タブレットが不燃ごみの対象となっている自治体でも、バッテリーは不燃ごみの対象に含まれていないからです。不燃ごみの回収の際には回収車でごみを圧縮しますが、バッテリーは圧縮されると発火してしまうリスクがあるため危険です。そのため、自治体のごみ回収では引き取られません。
また、不要となったバッテリーを自宅にそのまま放置しておくことも避ける必要があります。バッテリーの長時間放置を原因とする火災も少なくないからです。
バッテリー専用の回収ボックスが家電量販店などに設置されているため、不要になったら忘れずにボックスに入れて廃棄しましょう。

初期化だけで大丈夫?データ消去の落とし穴と対策

「初期化したから安心」と思いがちですが、タブレットのデータ消去には落とし穴があります。

落とし穴1:アカウント解除が抜けると“端末がロックされたまま”になる

iPadの「アクティベーションロック」や、Androidの「FRP(Factory Reset Protection)」は、盗難対策として強力な反面、処分時に次の人が使えない状態になりやすいです。
必ずログアウト → 初期化の順を意識してください。

落とし穴2:クラウドに残ったデータは“端末を捨てても残る”

端末を初期化しても、クラウド上の写真・ファイル・バックアップは残ります。
不要なら、クラウド側でも整理・削除を行いましょう。

落とし穴3:完全消去が必要なケースもある

一般的な日常利用なら初期化で十分なことが多い一方、次のような方は「より確実な消去」を検討する価値があります。

  • 仕事の資料・顧客情報・社内情報を入れていた
  • 本人確認書類の画像(免許証・マイナンバー等)を保存していた
  • 家族写真や子どものデータなど、漏えいが致命的
  • 初期化ができない(電源が入らない)

タブレッドを廃棄する前に必ず確認するようにしましょう。

タブレットのバッテリーの発火や膨張と絶対NG危険行動

タブレットの事故リスクは“バッテリー”が中心です。タブレットは内部にリチウムイオンバッテリーを搭載しています。これは高性能な反面、衝撃・圧力・高温に弱く、状態によっては発火事故の原因になります。

タブレットのバッテリー膨張のサイン

  • 画面が浮いている / 本体が反っている
  • 背面が膨らんでいる
  • 画面が押し上げられて隙間ができた
  • 充電中に異常発熱する

タブレットのバッテリーが膨張しているときの絶対NGな危険行動

  • 膨張端末を押さえつける / 体重をかける
  • 針や工具で穴を開ける / 分解する
  • 可燃ごみに混ぜる、乱暴に投げる
  • 高温環境(車内・直射日光)に放置する

膨張している場合は、自治体や回収先のルールに従い、無理な自己処理は避けましょう。

情報漏えいが不安な人向け:安全に処分する現実的な選択肢

「初期化をしたけど本当に大丈夫なのか?」「タブレットの電源が入らないからデータが消せない」――この不安は普通です。
重要なのは、不安が残った状態で“雑に手放さない”ことです。

不安が強いときの優先順位

  • 初期化ができるなら:ログアウト → 初期化 → 回収
  • 初期化できないなら:“データ面の安心”を担保できる回収を選ぶ
  • 膨張しているなら:事故が起きないルートを最優先

目の前で物理破壊による廃棄処分をしてくれるZAURUS

タブレットを廃棄する際にはZAURUSを利用するのも方法です。ZAURUSでは物理的にデータを破壊する方法で廃棄を行っています。
廃棄する端末はまるごとシュレッダーにかけ、小さなサイズになるまで破砕するため、データ復元は不可能です。
さらに、破壊作業は依頼者の前で行うため、実際に廃棄できているかどうかを所有者自身の目でしっかりと確認できます。
また、スマホなどの必須原料でありながら世界的に不足している資源であるレアメタルはきちんとリサイクルされる仕組みもあります。

よくある質問(FAQ)

Q1. タブレットは燃えないゴミで出していい?

自治体により異なります。小型家電回収や拠点回収を推奨している自治体が多い一方、規定が異なる地域もあります。
まずは自治体の分別ルール(公式)を確認してください。

Q2. 初期化したのに、データが復元されることはある?

一般的な利用では初期化で十分なことが多いですが、状況によっては「より確実な消去」を検討する価値があります。
仕事データ・本人確認書類・機密情報などがある場合は、回収ルートや消去方法を慎重に選びましょう。

Q3. 電源が入らないタブレットはどう処分する?

まずはバッテリー膨張など危険状態がないか確認し、自治体・店頭回収・専門回収など「受け入れ可能なルート」を選びます。
初期化できない場合は、情報面の不安が残るため、回収先の選び方が重要です。

Q4. 充電器やケーブルは一緒に捨てていい?

自治体ルールにより異なりますが、ケーブル類は不燃/小型家電扱いになることが多いです。
バッテリー内蔵の周辺機器(モバイルバッテリー等)は扱いが別になることがあるため注意してください。

Q5. 学校や会社で使っていたタブレットは注意点が違う?

管理者アカウント(MDM)や業務アプリの設定が残っていると、初期化しても制限が残る場合があります。
返却・廃棄の前に、管理者(学校/会社)に確認するのが安全です。

まとめ:データを完全に消去できる廃棄方法がおすすめ

タブレットの処分で大切なのは、「データ(情報漏えい)」と「バッテリー(事故)」を同時に安全化することです。

最短は、バックアップ → ログアウト/解除 → 初期化 → 適切な回収ルート。

電源が入らない・膨張しているなど不安要素がある場合は、無理に自己処理せず、受け入れ条件を満たす回収方法を選びましょう。

不要になったタブレットの廃棄は、自治体や家電量販店などで回収してもらう方法のほか、キャリアや販売店で下取りをしてもらったり、リサイクルショップなどで買取をしてもったりとさまざまな方法があります。

ただし、安心して廃棄するためにはデータの消去が重要です。
ZAURUSはタブレットのバッテリーを安全に取り外したうえで、基板を物理破壊するため、タブレットのデータを復元できない状態に消去ができ、おすすめです。

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