リチウムイオンバッテリーを捨てたい!安全に廃棄する方法とは?

リチウムイオンバッテリーを捨てたくても処分方法がわからず、そのまま放置している人もいるのではないでしょうか。しかし、そのままでは交換する度に使用できないバッテリーが増えてしまいます。そこで、この記事では「リチウムイオンバッテリーの正しい廃棄方法」「可燃ゴミもしくは資源ゴミとして捨てるリスク」などについて解説します。

リチウムイオンバッテリーとは

リチウムイオンバッテリーはプラス極、マイナス極、電解質の3つで構成されており、化学反応が起こることで充電や放電を行います。電池には放電のみを行う一次電池と繰り返し充電ができる二次電池がありますが、リチウムイオンバッテリーは二次電池です。そのなかでも、小型で軽量なタイプなため、幅広い製品に使用されています。正しく使用すれば安全性が高いことから、リチウムイオンバッテリーはノーベル賞の受賞対象になっていることも有名です。

リチウムイオンバッテリーが使われている電化製品

リチウムイオンバッテリーはスマホを含めた携帯電話以外にも、ノートパソコンやタブレット、モバイルバッテリー、デジタルカメラ、ビデオカメラなどに使用されています。また、電動アシスト自転車や携帯ゲームもリチウムイオンバッテリーで動いている製品です。これらは一部の例であり、日常生活で普段から使用しているものにもリチウムイオンバッテリーを使用しているものはさまざまあります。

リチウムイオンバッテリーの廃棄方法を間違えると危険

リチウムイオンバッテリーは廃棄方法を間違えてしまうと、さまざまな危険があるので正しく処分しなければなりません。そこで、こちらでは、リチウムイオンバッテリーの間違えた廃棄方法によるリスクについて解説します。

発熱・発火する危険がある

リチウムイオンバッテリーは非常にデリケートであるため、扱いには十分気を付けなければなりません。何らかの原因でバッテリーが変形したり、破損したりすると、発熱・発火するリスクがあるからです。「リチウムイオンバッテリーの処分方法がわからない」「処分をするのが面倒」といった理由で可燃ゴミや資源ゴミで出してしまう人もいます。これは、ゴミ収集車やリサイクル工場で発火事故が起きたという報告がされている危険行為です。

端末ごと捨ててしまうと情報漏洩のリスクがある

リチウムイオンバッテリーの寿命などを機会にスマホやパソコンなど、端末ごと処分したい人も少なくありません。しかし、そのまま処分すると発火する恐れがあるだけではなく、内部にある個人情報が漏洩するリスクもあります。特に、スマホにはフラッシュメモリが内蔵されており、データを初期化するだけでは完全なデータ消去ができません。データの消去をできるのは表面的な部分のみで、メモリ内部にはしっかり情報が残されてしまっています。もし、ゴミとして処分したとしても、第三者の手に渡る可能性がないとは言い切れない状態です。

データの情報漏洩を完全に防ぐことができる廃棄方法は、スマホを物理的に破壊することです。ところが、リチウムイオンバッテリーは穴を開けて処分すると、発火や爆発の可能性があります。そのため、キャリアショップや端末販売業者に処分を依頼する場合はデータの消去を行うのみであることが多いです。情報漏洩が不安な場合は、完全にデータの消去ができる専門業者に依頼する必要があります。

リチウムイオンバッテリーの廃棄方法

リチウムイオンバッテリーは、リサイクル協力店や産廃排出協力店に持っていくと回収してもらうことができます。電器店には回収ボックスがあるので、そちらに持っていくのもひとつの方法です。「充電式電池リサイクルBOX」が設置されている場合、一般社団法人JBRCのホームページで最寄りの店を検索できます。ただ、下取り回収になるケースもあるため、事前に必ずリサイクル協力店に確認をとっておきましょう。

また、区の「燃やさないゴミの日」に集積所に持っていくことも可能ですが、自治体のルールがあるため、そちらに従ったうえで出す必要があります。磁力に反応することから分別しやすい乾電池と違い、リチウムイオンバッテリーは磁力に反応しません。燃えるゴミの日に出してしまうと、その中からバッテリーを見つけ出して分別するのは不可能に近く、大事故につながったケースもありめす。

リチウムイオンバッテリーを廃棄するときに注意すべきポイント

スマホを粗大ゴミや資源ゴミとして出すときは、リチウムイオンバッテリーが残っていないかどうかを必ず確認しましょう。バッテリーが入っているまま処分すると、爆発や火災など大きな事故につながる可能性があるからです。処分する前にバッテリーを取り外したうえで必ず出力端子に絶縁テープを貼り、ショートによる発火を防がなければなりません。絶縁テープは電池類の処分の際には必ず使用するものであるため、前もって購入しておくと便利です。ホームセンターなどで数十円~100円前後で購入することができます。

ほかには、バッテリーの解体もやってはいけない行為なので、興味本位で行わないようにしましょう。解体してしまえば発火する可能性が低くなるだろうと安易に行動してしまう人もいますが、解体したバッテリーは回収してもらうことができません。しかも、解体したとしても、発火や爆発事故などの可能性が完全になくなるわけではないので危険も伴います。リチウムイオンバッテリーの処分方法がわからないときは、スマホのメーカーに問い合わせてみるのもひとつの方法です。メーカーにもよりますが、リチウムイオンバッテリーの廃棄に関して実績がある専門業者を紹介してくれることがあります。

スマホやパソコンなど端末ごと安全に廃棄する方法

リチウムイオンバッテリーだけではなく、端末も丸ごと廃棄するのであれば、個人情報漏洩を防止する必要があります。自分でスマホを使ってデータの初期化をすることも可能ですが、それだけでは専門的な知識がある人であれば簡単にデータの復旧ができてしまうので安全とはいえません。リサイクル回収BOXに持っていくことは比較的簡単な処分方法ではありますが、情報漏洩を完全に防ぐためにはスマホを物理的に破壊するのが最も適した方法です。ただ、端末内のメモやSDカード、SIMなどデータはさまざまな場所に分けて保存されています。そのため、自力で処分しようとハンマーや金槌などで物理的破壊をしても、完全に破壊ができない可能性があるので注意が必要です。

キャリアショップではデータの消去をしてもらうことはできますが、目の前でスマホを物理的に破壊してもらうことができません。これはリチウムイオンバッテリーの発火・爆発の危険性を考えているからです。キャリアショップ側で責任をもって処分をしていたとしても、目の前できちんと物理的な破壊をしてもらわなければ安心できないという人もいるのではないでしょうか。そのような場合は、スマホを完全に粉々になるまで破壊できる専用シュレッダーがある「ZAURUS」のような業者に依頼するのが安心です。スマホシュレッダーは総務省も推奨しているスマホの処分方法であり、目の前で破壊をしてくれる点も好評となっています。たとえば、ZAURUSであれば店頭に到着してから書類を記載し、スマホを物理的に完全破壊するまでの時間はわずか15分程度です。必ず目の前で破壊することから情報を漏洩されてしまう可能性は極めて低く、安全に処分することができます。

リチウムイオンバッテリーは適切に廃棄しよう

リチウムイオンバッテリーは燃えるゴミと一緒に捨てると、回収車の中で押し潰されて発火・爆発する危険があります。そのため、電気店などにあるリサイクル回収BOXに持ち込むようにするのが安全です。ただ、データの消去を行っても専門知識があれば復旧することは可能なので、情報漏洩を完全に防止したい場合は、スマホシュレッダーによる物理的破壊を行っている「ZAURUS」に依頼するのも良いでしょう。

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